アクセスカウンター

〜可愛く、けなげなモモンガに惚れてます〜

newmomongas1.jpg

◆1993年の冬、ひょんなことからエゾモモンガの可愛らしさ にノックアウト。 その次の日の朝から今に至るまでこの題材はずっと続いておりま す。 こちらもどうぞ→

https://todokaga.wixsite.com/kibori

~木彫りの材料~

◆モモンガを彫るには冬毛を現す白木材は大葉菩提樹。夏毛を現す褐色材は胡桃を使用しています。モモンガ以外では槐(エンジュ)、栓(セン)、桂(カツラ)、ツリバナ、一位、檜、桜類、シナ、栗、その他。外材ではウオールナット、リオグランデ、ココボロ、その他でしょうか。現在特に手に入れたい材料はアズキナシ(カタスギとも言われる樹木)。なかなか流通に乗らない樹木のようで入手が難しいのですが、なんとかしたく思っております。以前偶然に手にしたその乾燥材は彫り応え等申し分なく感じた次第。

木彫りの振り子時計

(画像名) (画像名) (画像名) (画像名)  

◆これら時計は動作部分以外は一枚板からの彫り出しです。左側画像の時計(中央のラッパは差込み)ですが、文字盤周りのどんぐりやモモンガ、ハープ等一切の接着ではありません。ハープの彫り出しはとても時間が掛かり、展示会用に大小2点製作いたしましたが今後はハープ部分は接着にしようかと悩むところ。この板は大葉菩提樹で厚み35〜50mm、幅400mmの板からの彫り出しですがなかなか幅400mm以上の板はこの8年間なか々手に入らなくなってきました。(隣の板は6年ぶりに入手した幅500mmの板から、右の2点は胡桃の樹)この頃は張り合わせ板でということが多くなってまいりました。北海道も大径木が極端に無くなっております。自然の中の一員として深く考えなければいけません。希少と経済は繋がりやすいのが残念です。木彫りの時計は重複しているのもございますがリンク先◆可香谷智の木彫り◆https://todokaga.wixsite.com/kibori/に随時掲載しておりますのでどうぞ。

(画像名)   ◆木彫りは色々な国にある素朴なものです。自然の素材を使って自然の命を相手にした、自然に助けられている仕事です。  そんな中たまに命あるぬくもりや、人の知では及ばない「な・に・か」を感じた時,身体の奥で震えるものがございます。 その一瞬がほしくて続いているのかもしれません。-----------------------------------------------◆これは1985年に彫った「八目」。当時木彫り以外の木工の仕事をしていてその合間々に、少しずつ製作していって完成したものです。特に休みの日など手がけ始めて気が付くと夜中、という集中が何度かあって出来たものです。これは手元から離れずに36年、工房に置いてあります。この八目が彫り上がった約1年後の1986年、一度小樽市のとあるレストランに1ヶ月だけお貸ししたところ、売ってほしいというお客が現れました。これは売れないとお断りさせていただきましたが、どうしてもということでもう一体彫ることになりました。それから8年後、浅草の町を散策していましたところ、偶然にもショーウィンドウにその二体目の八目があってびっくり!その建物を見上げると「八目うなぎエキス本舗」の文字が・・・・・・・(台には私の名前ではない金属ネームプレートが張ってありました!?)---------------------- --

(画像名)  ◆ステッキは子供が小学生だった時「おばあちゃんの杖を作ったら!」との一言から作り始めています。強度を考えながら、樹種、木目、つなぎ合わせ方法の選定が奥深いうえ、お客様のご要望も範囲が広く、慎重さが不可欠なのでやりがいのある作業となっております。グリップのデザインは現在35種ほどでこれからも増え続けると思います。-------------------------------------- --

(画像名)

◆これは落款(印鑑)となります。大体6cm〜14cmの高さです。勝手に飾り落款と呼んでますが・・・・。

---------------------- --

お問い合わせ・ご注文など 

 zizimomo88@gmail.com にお気軽にどうぞ。ご注文等の詳細は左側のリンクの中”可香谷 智の木彫り”https://todokaga.wixsite.com/kibori/resumeをご覧ください。

出張中や多忙時以外は出来るだけ速やかに返信させていただきます。

イベントなどのお知らせはもう一つのHP”可香谷智の木彫り”からどうぞ。

※掲載画像など許諾なく他にアップロード等はご遠慮下さい。著作権・公衆送信権の侵害となります。

inserted by FC2 system